間取りを決めるのに必要な条件とは?
注文住宅において、設計の段階で最も重要なポイントは間取りの作り方です。家族構成や生活スタイルによって決めていきますが、これを間違ってしまいますと、人の流れの動線も変わってきたり収納が足りなくなったりと、さまざまな不具合が生じてしまいますので要注意です。
間取りを決めるために必要な条件については、アンケートが取られていますのでそちらを参考にしてみましょう。第一に、自分専用のスペースを挙げている方が多くなっています。家族構成にもよりますし、お子さんの部屋は確保されているケースが多いのですが、なかなか書斎であったり奥様専用の部屋であったりを取られているケースは少ないです。現実的には子供部屋と夫婦の寝室といった使い方にはなりますが、希望としては自分専用の部屋というものが挙げられています。
続いては大容量の収納スペースです。マンションですとなかなかそういうわけにもいきませんが、注文住宅の最大の魅力を生かしたポイントは、やはり収納スペースと言えるでしょう。キッチン周りの収納は、食器が多かったり調理器具を見えないように収納したりといった点でも考えていきたい場所になります。洋服が多い方はウォークインクローゼットを作るという方法もありでしょう。その他、季節家電などを収納できるスペースも間取りを決める条件として挙げている方は多いです。
続いて快適に移動できる部屋配置が3番目に挙げられています。これがいわゆる動線というものですが、家族の移動を考えて居心地の良いリビングを作ったり、帰ってきたときに子供がどのようにして子供部屋に行くかも想定して作ったりすることが大事です。家族連れの方で多く希望される条件は、お子さんが帰宅したときにリビングを通らないと自分の部屋に行けないという間取りです。これによって家族の会話が生まれやすくなりますし、お子さんの状況を把握しやすいというメリットがあります。
またそれ以外にも、日当たりであったり浴室や水回りをどこに持っていくのか、リビングを1階にするのか2階にするのかという点も検討したいところです。生活スタイルはそれぞれの家で変わってきますし、家族構成や生活スタイルによっても変えていく必要があります。何となくではあってもイメージを作っておくと、設計をするときにそれを形にしてもらえます。具体的にわからないときには相談すれば、それをアイディアとして提案してもらうこともできるでしょう。
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