注文住宅での打ち合わせの期間はどのくらい?
注文住宅を建てる際、必ず通らなければならないことが打ち合わせです。分譲住宅の場合は、すでに規格も出来上がっていて土地も決まった状態でスタートされていたり、出来上がったものを購入したりするスタイルです。そのため、間に合うようであればオプションの打ち合わせなどはあるかもしれませんが、契約やローンの打ち合わせなどを除けばあまり打ち合わせ自体がありません。注文住宅に至っては、細かな打ち合わせをかなり繰り返していくことになります。具体的にどれぐらいの期間が必要なのか、まず回数から見ていきましょう。
着工までの段階であれば、少なくとも10回以上が一般的です。それだけ聞くと多いとびっくりする方もいるかもしれませんが、こだわりが強い家ほど、さらに増えることになるでしょう。逆にそこまでこだわりがないという場合であれば、着工前は4~5回で終了するケースもあります。基本的に期間としては、着工前は4~6カ月と言われています。長い場合は1年以上かけて温めていくということもあり、こだわりの強さによってという傾向が正直出てくるものです。着工中や引渡し前にも打ち合わせは行われますが、それは数回ですのでトータルで15回程度が回数的な流れになります。
打ち合わせ回数に変動が起こりやすい理由として1番に挙げられる点は、家へのこだわりです。その中でも部屋の細部や外観という部分にこだわり始めると長くなります。その施工自体が特殊であったりすると、それを依頼する方との話し合いなどもあり、そこでも時間がかかるのです。施工主の考えが途中で変わってしまうことも、長引いてしまう理由として挙げられます。一度決めた内容が変更になりますと、軌道修正をするために追加で打ち合わせをする必要も出てきます。
注文住宅の場合は、とにかく思い通りの家にするために、決めなければならないことが山のように存在するのです。分譲住宅やマンションではできないことですし、それを形にしてもらうことができるのは注文住宅の最大の魅力とも言えます。この期間で決められることが、着工されていく中で使われていくことになりますので、それが正確に伝わっているかどうか、後で問題にならないように会話の内容を記録しておくことはおすすめです。また、打ち合わせをスムーズに進めるにあたっては、予算を決めておくことが大きなポイントとして挙げられます。希望だけを出してもどんどん高くなりますし、予算は押さえておきましょう。
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